
保護者・教育関係者の方へ
ECC学園高等学校は、学校教育法第1条に定められた高等学校です。卒業資格は、大学受験や各国家試験、採用試験などにおいて全日制高校の卒業資格と同等に扱われます。
ECC学園高等学校は、外語学院、ジュニア教室でお馴染の総合教育・生涯学習機関ECCグループの通信制高校です。ECCの名の下に、高校卒業資格取得だけではなく、卒業後の進路で活躍するための教育を実践しています。高校卒業に必要な日頃の学びに加え、オンラインレッスンや語学留学、外国人講師による英会話などECCグループならではの学びがあります。iPadで全国から学べる通信スタイルと京都や大阪の学習センターに通いながら学ぶ通学スタイルを設置、自分の時間を有効に使うことができます。
通信制高校の役割
昨今、高等学校の課程ごとの生徒数の内訳を見ると全日制が圧倒的に多い状況ではありますが、全日制は減少を続けているなか通信制は大きな変化はなく、高校生の16人に一人は通信制を選択しています(定時制の2倍以上の生徒が選択)。通信制高校数も大幅に増加しています。①通信制が家庭環境や学力の問題から高校へ進学せずに就職した人が、大人になって高校卒業資格を取るために通う場所として活用されていたのが、②中学や高校で不登校になった人の進学先、転学先としてのニーズが高まったことが上げられます。それが、③学校での拘束時間を減らし自分のやりたいことのために使いたい、といった理由から通信制を選択する人が増えてきました。入学時の状況はさまざまでも、なりたい自分を模索する生徒のサポートを行います。
高校卒業に必要な学習
レポート(添削指導)提出、スクーリング(面接指導)参加、テスト受験が基本になります。レポートは検定教科書を読み進めながら自分で学ぶことができます。スクーリングは年5日程度、滋賀高島本校で実施。座学以外にも地域資源を活かした体験授業が特長です。テストはレポート内容が9割ですので、普段のレポートの理解と復習ができれば大丈夫です。
一対多でのサポート
完全担任制は敷いていません(コースによっては担任がつきます)。学校生活や三者面談を通して自然と担当する教職員は決まってきますが、一人の生徒状況を複数の教職員で共有することで、柔軟なサポートができるようにしています。
ECCでの学び
「高校卒業」だけではない学びを考えたときにどうしても日頃の学習だけでは補えない部分があります。そこで、語学習得や海外留学などECCならではの学びはもちろん、大学受験対策やキャリアスキルを身につけるための講座など豊富なプログラムを準備しています。
保護者の方と共に
とりわけ通信スタイルにおいては、定例の保護者会や三者面談等を実施しています。それらを通して保護者の方と学校と一体になって子どもの成長を見届けたいと考えています。保護者の皆さまにおかれましては、お子さまに対する不安や悩み、苦労もあるかと思いますが、保護者の方だけで抱え込むことのないよう少しでも分担ができればと思います。